「大切な家族である愛犬に、指輪を運んでもらうリングドッグをお願いしたい」 そう夢見て式場見学に行ったのに、「当館ではペットの入館はお断りしております」「テラスのみ可能です」と断られてしまい、落ち込んでいませんか?
愛犬家にとって、ワンちゃんは単なるペットではなく家族の一員。一生に一度の晴れ舞台に一緒にいられないなんて考えられませんよね。 実は、2026年の現在、ペットと一緒に結婚式を挙げる「ペット婚」はスタンダードになりつつありますが、それでも「どこでもOK」というわけではありません。
なぜ断られてしまうのか、どうすればリングドッグを叶えられるのか。愛犬との素敵なウェディングを実現するための、式場選びのコツと最新事情を解説します。
なぜリングドッグは断られやすいの?式場側の事情
まず、なぜ多くの式場がペットの受け入れに慎重なのか、その理由を知っておきましょう。敵を知れば対策が立てやすくなります。
- 衛生管理上のルール 披露宴会場など、料理を提供するスペースに動物を入れることは、保健所の指導や食品衛生の観点から厳しく制限されている場合があります。
- ゲストへの配慮 招待客の中には、動物アレルギーを持っている方や、犬が苦手な方がいる可能性があります。式場側はすべてのゲストの安全を守る必要があるため、一律NGにしていることがあります。
- 施設破損のリスク 高級な絨毯や家具、レンタル衣装への爪による傷、粗相(おしっこ)のリスクを懸念しています。
リングドッグを確実に叶えるための式場選び 3つのポイント
断られるリスクを減らし、愛犬を歓迎してくれる会場を見つけるためには、以下のポイントを重視して探してみてください。
1. 「ガーデン挙式」や「貸切ゲストハウス」を狙う
屋内(特にホテルや専門式場の屋内チャペル)は規制が厳しいですが、屋外のガーデンチャペルや、一軒家を貸し切るゲストハウスなら「ペットOK」の確率がグンと上がります。 特にガーデン挙式なら、ワンちゃんも自然の中でリラックスでき、リングドッグとしてバージンロード(芝生など)を駆け抜ける姿も絵になります。
2. 「挙式のみ参加OK」の条件を確認する
「披露宴会場(食事をする場所)はNG」でも、「挙式会場(チャペル)やガーデンはOK」という会場は意外と多く存在します。 リングドッグは挙式中の演出ですので、挙式の間だけ参加し、披露宴の間は控室で待機、あるいはペットシッターに預けるというプランなら、受け入れてくれる式場の幅が広がります。
3. 「ペットウェディング専門プラン」がある会場を探す
2026年現在、少子化で結婚式場も多様なニーズへの対応を迫られており、「ペット婚プラン」を公式に打ち出している会場が増えています。 こうした会場には、ペット専用の控室、足洗い場、ペット用トイレシートなどが完備されており、スタッフも動物の扱いに慣れているため、安心して任せることができます。
当日を成功させるための準備とマナー
念願のペット可会場が見つかったら、リングドッグを成功させるために万全の準備をしましょう。
- リハーサルは必須 初めての場所、たくさんのゲスト、大きな拍手。いつもは大人しい子でも、当日は興奮したり怖がったりして動かなくなることがあります。事前に会場の雰囲気に慣れさせておくか、リハーサルを入念に行いましょう。
- ウェディング・ペットシッターを利用する 新郎新婦は当日忙しく、愛犬の面倒を見ることはできません。親族にお願いするのも負担になります。 最近では、結婚式当日に愛犬のお世話、散歩、トイレ出しを専属で行ってくれる「ウェディング・ペットシッター」のサービスが充実しています。プロに任せることで、新郎新婦もゲストも安心して式を楽しめます。
- ゲストへの事前案内 招待状に「当日は愛犬も挙式に参加します」と一筆添えておきましょう。アレルギーの有無を返信ハガキで確認できるようにしておくと、配慮が行き届いた印象になります。
どうしても会場が見つからない場合の代替案
どうしても希望のエリアや予算内でペット可の会場が見つからない場合は、以下の方法も検討してみてください。
- 前撮りで一緒に撮影する 結婚式当日は人間だけで行い、別日にロケーションフォトで愛犬と一緒に撮影をする。これなら場所の制限も少なく、ゆっくりと時間をかけて最高の写真を残せます。
- オープニングムービーに登場させる 愛犬が指輪を運んでいるような動画を事前に撮影し、挙式や披露宴のオープニングで流すのも可愛らしい演出です。
まとめ:愛犬との結婚式は、事前の「絞り込み」がカギ
「ペット可」の会場は確実に増えています。手当たり次第に見学に行くのではなく、最初から「ガーデン」「貸切」「ペットプラン有り」の条件で絞り込んでから問い合わせるのが、断られて傷つかないための近道です。
リングドッグがバージンロードを一生懸命走ってくる姿は、会場全体を笑顔にする最高の演出です。諦めずに、大切な家族と一緒に過ごせる場所を見つけてください。

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